12/19 朗読舞台「ひまわり~DVをのりこえて」を上演

12月19日(土)海老名駅西口のリコー・フューチャー・ホールで、市民劇団オンリーワンによる朗読舞台「ひまわり~DVをのりこえて」の上演会をいたしました。

この朗読劇は、DV被害者の実話で構成されています。言葉の暴力で妻をさげすむ夫、決定権をすべて握って押し付ける夫、交際中のデートDVではメールやラインで縛るパートナーなど、身体的暴力だけでなく、精神的に追い込み、力を奪い、支配されていく姿がありました。既婚女性の4人にひとりがDVを受けていると内閣府は発表しています。しかし、言葉の暴力、無視などの精神的暴力(モラハラ)が、まったくない家庭は少ないのではないでしょうか。「誰が稼いでいる?!」と言われて悔しい思いで引き下がったり、言葉に出されなくても、家庭内に力関係があります。

女性が社会的・経済的に弱くされているのは、その女性個人の問題ではありません。男女不平等の力関係が社会に厳然としてあります。であれば、夫婦はそれを克服するために力を合わせるものでありたいと願います。今回多くの参加者があり、DVが身近な問題であることを実感できました。次に繋げていきたいと思います。(「気づいて!DV」実行委員会・原)