HUKUSHIMAを忘れない 空間放射線量測定

海老名ネットでは6月22日(金)15:30から、5月に川歩きを実施した永池川の川岸を測定しました。①美化センターに近い川岸②1番目の橋の右岸の砂利駐車上、③橋の北側の土手路(草が膝丈まであり)の3か所で、地表高1m・50cm・10cmで計測(測定器:富士電機NHC7)しました。市の訪問測定を活用していますので、正式な数字は後日、環境部から送信されて来ますが、手もとの数字の平均値では1番高い所は②10cm高:0.056μs/h、1番低いところは③1m高:0.026μs/hでした。どの地点でも、地表高10cmが1番高い値を示していました。

海老名市の空間放射線量率の暫定基準値は地表高50cm及び1m地点において、0.23μs/hですから、今回の測定値は、はるかに低い数値です。福島第1原発事故から7年以上経過したことによるものと思われます。しかし、福島原発の廃炉作業の取り組みが始まっています。また、地震が多発しているなかで、原発事故が起きて高濃度の放射線が飛来する可能性もあります。日常の状態を知っておくことが必要と考え、これからも海老名ネットでは年2回~4回、市民(特に子どもたち)の利用が高い施設や公園などの空間放射線量を測定していく予定です。市の訪問測定は市役所5階の環境部で申し込みができます。市民の皆さん、活用してください。HUKUSHIMAを忘れない、そして福島を支援していきます!