脱原発 福島を忘れない
3月11日に放射線量測定をしました。
市は放射線量測定を東日本大震災から10年以上を経過し、定点測定で一度も暫定基準値の超過はないことを理由に2024年度から測定を休止することになりました。
海老名ネットは原発再稼動を進める国の政策に反対し、あえて放射線量測定を続けています。海老名市温故館、国分寺史跡公園等8か所で高さ50㎝と1mを測定しました。8か所の結果は、0.015~0.061マイクロシーベルト/時の範囲でした。(基準値は0.23マイクロシーベルト/時)
今年1月1日に能登半島地震と、津波が起こりました。その被害の大きさは計り知れないものです。能登半島には北陸電力志賀原子力発電所があり、モニタリングポストの通信障害はあったものの無事だったということで、まさかの事態にならなかったことは幸いでした。東日本大震災と福島原発事故から13年経ちましたが熊本、大阪北部、北海道東部、そして能登半島地震、さらには千葉県、そして岩手県・青森県等日本の各地で地震が起こっています。地震国日本に原子力発電所が全国各地数多くあり、地震が起こるたびに不安を感じます。福島原発事故の時は日本壊滅さえも予想されました。想定外のもしもの事態は起こりえます。原発から脱却し、原発に因らないエネルギ―政策へ転換することが必要です。(環境部会 高林)