都内にもあった!! 「原爆資料館」
八王子平和・原爆資料館は、八王子市役所の道路を挟んだ隣の建物の2階にありました。
12/1(日)「平和ってなんだろう?」~戦争体験を聞いて平和について考えよう~に原爆に関する展示品をお借りするために11/1(金)に3人で尋ねました。
この資料館は八王子に住む「原爆被爆者の会」の方から原爆に関する文献や資料の寄贈を受け1997年に開設されました。より多くの人に原爆の実態を知って頂くために見学や貸し出しを無料で行っています。
この資料館では、広島や長崎の原爆に関する資料だけでなく、平和に関する様々な資料を含め2000冊以上が収集保管されているそうです。また原爆の熱線を受けた瓦や溶けたお皿のほか、広島で被爆死した中学性が着ていた血染の服やズボン、肌着の保管もありました。
私たちは、被爆死した中学生「豊嶋長生(とよしまたけお)君14才」の服とズボンをお借りして12/1(日)に展示しました。79年前の長生君の上着はボロボロでしたがお母さんは息子が生きた証の服を大切に保管するために、あて布をして形が崩れないようにミシンで補修していました。「平和ってなんだろう?」~戦争体験を聞いて平和について考えよう~の参加者は、被爆の実物を初めて目にした方も多く被爆の悲惨さに驚いてました。
今年のノーベル平和賞は被団協の核兵器廃絶への長い間の活動が認められ受賞したことで改めて原爆の恐ろしさを世界中が再認識する機会となりました。ロシアや北朝鮮の核の脅威を感じる中、唯一の被爆国である日本が核兵器禁止条約締約国の旗振り役を担い、核廃絶に批准することを切に望みます。(斉藤)