公共施設駐車場の有料化反対署名を市議会に提出

 8/20(金)9月議会の審議に合わせ、倉橋正美市議会議長宛に「公共施設駐車場有料化反対」の請願書と署名7,622筆を添えて提出しました。

海老名市は、5か所の公共施設駐車場の市民活動センター(ビナレッジ・ビナスポ)文化会館(図書館・福祉会館)運動公園・中野公園・北部公園の有料化を進めています。市民に経緯や説明もなくパブリックコメントを1ヶ月間実施したのみで、9月議会で審議し採択されると来年1月より有料化実施という市民を軽視した計画について反対署名活動を行いました。

7/24(土)~8/19(木)1ヶ月足らずでしたが、多くの市民の声が寄せられ目標の2倍以上の7,622筆が集まりました。

 駐車場の有料化を知らない市民が殆どで、伝えると積極的に署名をしてくれました。「有料化になったらサークル活動ができなくなる」「子ども達にスポーツ指導をボランティアでしているのに、駐車料金が発生したらできない」「演劇や講演会、学習会など開催するにあたりチケット代や参加費に駐車料金が掛かり参加者が見込めない上、参加もしにくい。」「子どもがスポーツの習い事を週に何回もしているので困る。」「図書館に本を借りにいけなくなるので困る」「ボランティアで福祉分野を担っている方々も困っている」など様々な声を頂きました。

今回の活動は、同じ思いがある人たちが超党派で行なうことができ短期間で市民に拡がりました。しかし、まだ知らない市民が大勢います。

 市が行ったパブリックコメントへも過去最多の600人2,136件の意見が集まり市民の関心の高さが伺えます。「無料を継続すべき」363件が最も多く「施設利用者は、無料・割引すべき」152件、「料金が高い」147件と反対意見が上位を占めています。

市は、パブリックコメントの影響もあり9月市議会に提出予定の「条例改定案」を、11月の臨時議会に提出すると変更しました。

駐車場の有料化は、市民活動の場を奪いかねない大きな問題です。行政は、市民が自主的に生き生きと活動できるように整えることであり、それは市の活力にも繋がると思います。

財源不足対策には、開発計画など立ち止まり検討することが必要だと考えます。

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