東京オリンピック・パラリンピック開催に反対

海老名ネットは新型コロナ感染症がパンデミック状態の中で、東京オリンピック・パラリンピック開催を強行することには反対します。オリンピックは「スポーツによる平和の祭典」です。アスリートファーストであるべきです。新型コロナ感染拡大により、練習を十分にできない、来場できないなど、参加そのものが「平等」ではなく、オリンピック理念に反しています。海老名ネット会員から寄せられた意見を掲載します。

1 新型コロナ感染の拡大という現実があります。「新型コロナに打ち勝った証し」としてのオリンピック・パラリンピック開催などと言われましたが、それはすでに崩壊しています。

2 感染防止のための対策が取られることになりましたが、感染爆発、医療体制の逼迫という危険が予想されます。またほとんどが無観客となったことは、開催の意義はすでに失われています。

3 最も強く問題であると感じたのは、今回の小山田圭吾氏の問題です。障がい者への暴行、虐待とそれを自慢話のように語っていたこと、その背景には相模原障害者施設殺傷事件(津久井やまゆり園の事件)にも通じる障がい者への根深い蔑視・差別意識があります。

小山田氏のことが問題にされても、なお続投を考えた組織委員会の問題は深刻です。振り返って見れば、森喜朗元首相の女性蔑視や佐々木宏氏の女性タレントの容姿蔑視などの問題も起きましたが、組織委員会の動きは鈍く行動はいつも後手にまわっています。ダイバーシティやジェンダー、人権という理念を掲げながら、それとはかけ離れた実態の組織委員会が行うオリンピック・パラリンピックとは何だろうと強い疑問を抱いています。