「公共施設付帯駐車場の有料化」反対の署名活動を実施中

市は、5ヶ所の公共施設付帯の大規模駐車場(50台以上)に対し有料化を計画しています。対象公共施設は、えびな市民活動センター(ビナレッジ・ビナスポ)、海老名運動公園、北部公園、中野公園、海老名市文化会館(図書館・福祉会館)です。

有料化に向けてのパブリックコメントを6月の1ヶ月間を実施したのみで、9月議会で審議され可決されると、3ヶ月後の2022年1月より実施の予定です。市民に負担を強いるこの重大な事案の経緯や説明もなく、有料化実施計画を短期間で強硬に推し進めようとしていることは許せません。また、有料化一辺倒で推し進めていることは、大きな疑問であり納得がいきません。

公共施設は市民が主体的に集い安心して活動できる場です。文化活動やスポーツなど幅広く活用し、コミュニティの場ともなっています。ボランティア団体も利用しており活動の継続が危ぶまれます。公園や図書館は、親子での利用も多く車での移動は欠かせません。有料化により足が遠のくことは、介護予防や医療費増の観点からも問題であり、また未来を担う子ども達にも影響があります。長い目で見ると市にとっては大きな損失につながると感じます。

また駐車料金は、近隣の民間駐車場より高額な設定です。コロナ禍で市民の生活が苦しい中、なぜ今有料化が必要なのでしょうか?有料化したらどのくらい財源が確保されどのように使われるのでしょうか?市民は利用したくても利用できない状況に追いやられます。

「少子高齢化による税収減と扶助費の増加がもたらす市全体の財源不足」は、全国の自治体が抱える問題です。市の財政の在り方が問われています。歳出を見直し、削減の検討が必要です。市民が健康で生き活きと活動できる環境づくりにこそ税金を使うべきです。

市民活動の縮小や停滞につながる公共施設の駐車場有料化には断固反対します。市民有志と「駐車場有料化反対市民の会」を結成して署名活動を行っています。 皆様のご協力をお願します。 下記へご連絡頂ければ、返信用封筒を同封の上、署名用紙を送信させていただきます。

 

◇問合せ先:駐車場有料化反対市民の会 斉藤046-238-9971,廣田090-1544-1432

〒243-0422海老名市中新田1-11-11

◇署名活動の締め切り:8月17日(火)必着