助かる命を支援する

9/27 WE講座で、JIM-NET副代表の佐藤真紀氏から、団体の活動やシリア難民の現状について伺いました。

JIM-NET(日本イラク医療支援ネットワーク)は、主にイラクのがんの子どもたちの医療支援を行っています。日本では80%以上が治るとされている小児白血病ですが、薬の不足や病院の衛生環境の悪さが原因で多くの子どもたちが命を落としています。治療には最低2~3年必要で、専門的に効率よく継続した支援が必要で、医薬品支援・人材育成・院内学級・通院支援・治療費の負担などに取り組んでいます。

紛争地域に生まれ、難民生活を強いられ、親族を失い、病に冒さる。不条理を押し付けられた子どもたちいがます。平和の大切さを噛み締めると同時に、多くの人にこの現状を伝えなければいけません。また、その裏で武器を売り、利益を得ている国があることも事実です。非加害国であるためにも憲法保持は必要です。そして国境を超えた支援が拡がり、話し合いで解決できる社会が一日も早く来ることを願います。  (*JIM-NETサポーター・寄付・募金についてはHPからアクセスしてください。 http://jim-net.org/)