持続可能な社会を目指そう

永池川清掃3回目を12月6日(日)午前に行いました。2回目11月1日に引き続き水量が少なくなった川の中州に投げ込まれたゴミを引き揚げ、分別して回収しました。

今回は14人の参加で1.5時間。「作業に行くたびに川の中のゴミが気になっていた」とこのあたりに田んぼを持っている方や、小学6年生を含め力持ちの参加があり、寒い中、足まで川に入り拾い集め、川岸に引き上げました。市の組成分析のように引き上げたゴミを分類したところ、燃えるゴミは45ℓ袋に14袋、資源ごみ6袋、その他袋に入らない管材など燃えないゴミでした。今回は特にスーパーの袋にペットボトル・コーヒー缶・残飯などを入れた無分別の家庭ごみが多く、橋から投げ捨てられたと思われます。人目につきにくい田んぼの中の川だからでしょうか?

ゴミの有料化から1年経ち、分別は進み、市の発表では可燃ゴミは15%以上減少とのこと。しかし、見えないところへの不法投棄は増えているのでは。橋付近に「ゴミの投げ捨て禁止!」などの注意喚起の看板の設置が必要です。

ゴミとして川に捨てたら相模湾へ流れ、マイクロプラスチック等になり、生態系を壊し環境を破壊します。毎年の豪雨など最近の異常気象は、私たちの消費行動につながっています。大量生産・大量消費・大量焼却のサイクルを止め、必要なもの・リサイクル可能な物を購入すること、行政によるゴミゼロ運動の推進など、市民・企業・行政によるゴミ減量化・資源化が今ほど、重要な時はありません。次世代に持続可能な社会を引き継ぐために、地球温暖化をストップさせるのに、残された時間は少ないのです。今年度の川清掃は終了しました。来年度は通常の川歩きを実施したいのですが、コロナの感染状況によります。永池川の護岸は東名高速道路より南はコンクリート、北は親水性のあるなだらかな自然護岸に改修工事が進められています。日常的に川に親しめることで、ゴミの投げ捨てがなくなることを期待したいと思います。

参加者と回収ゴミ

中州でゴミを引き揚げ袋へ

中州でゴミを引き揚げ袋へ

ゴミを分類

ゴミを分類

自然護岸へ工事中