海老名ネット30周年記念集会で自治を学ぶ

海老名ネットは、1990年9月25日に設立し、今秋で30年目となり、11月28日(土)に30周年記念集会を開催しました。設立当初から関わって下さっている方々の参加が多くあり、長く支えていただいていることに感謝と心強さを感じました。

今回、記念誌として30年間の活動をまとめた「海老名ネットの30年のあゆみ」を発行しました。年に4回発行している「生き活きまちづくりレポート」をまとめました。年代ごとの課題にどのように向き合っていたかが分かります。30年間の活動を顧みることができる良い機会となりました。

また、横浜未来アクションを講師に「カジノの是非を問う住民投票条例制定運動から学ぶ~参加から自治へ」を記念講演としました。

「横浜未来アクションの凄いところは、市民の声を集めて市長に届ける、その過程を市民参加型で大勢の市民を巻き込んで、カジノが横浜に必要なものか、市民感覚としてどうなのか?問うているところだと思います。そこで、問題を分析し、街に立ち、ひとびとに問いかける。ミニフォーラムをたくさん開催して、受任者を増やして、その人たちに署名活動をしてもらう。私たち神奈川ネットワーク運動の原点に立って行動していると思い、感動です。」と参加者の感想です。

大事なことは市民・地域が決めるというと地方自治の原点にたった住民投票条例制定運動だからこそ、必要数の約3倍の20万を超す署名が集まったのだと思います。「市民が本気になるとこんなことが出来るんだ」「発信力とネットワークの大切さを感じました。」講演会から学んだことを、31年目の一歩としていきます。

尚、コロナ禍により1年遅れとなりましたが、西田ひろみ後援会の閉会総会も併せて行いました。

横浜未来アクション:市民の働き・暮らしの豊かさの上に発展を目ざし、IR事業(カジノ)に対峙する市民のネットワークを広げ、カジノに依拠しない持続可能なまちづくりを目的とした生活クラブ運動グループなどを含む市民団体。

30周年記念集会集合写真