ひまわりが咲きました

7月下旬、海老名ネット事務所の庭先にひまわりが咲きました。福島から届いたひまわり油を取る食用ひまわりです。

生活クラブ運動グループ主催の東日本大震災復興支援祭りに毎年参加して、被災地のみなさんと繋がってきました。4月に神奈川ネット学習会「3.11から10年 福島の現状から知る」に参加しました。学習会の講師でNPO法人シャローム理事の大竹さんのお話によれば、福島第一原発事故から10年経っても、生活再建への道は険しく、特に障がい者施設では困難であることがわかりました。NPO法人シャロームは福島市で障がい者の自立支援として、農家の高齢化による耕作放棄地にひまわりを栽培し、ひまわり油の生産を被災前から行っていました。3.11による土壌汚染で、福島でのひまわり栽培が困難になりました。そこで、「ひまわりプロジェクト」で県外に栽培を呼びかけて、全国で栽培されたひまわりの種から油生産を続けています。

海老名ネットの事務所は木立に囲まれた戸建てです。南の庭先にひまわりを植えて、福島支援の一助になろうと100粒応募しました。事務所に20粒、その他市民へ呼びかけ10人で栽培中です。5月連休明けに種をまき、毎日の水やり、芽が出た喜び、そして、今、大きく花を咲かせ、私たちを元気づけています。「3.11を忘れない!コロナ禍に負けない、そして何よりも人と人との繋がりを大切に!」と。種を収穫し、福島へ送る日を楽しみにしています。