2021.10.31衆議院選挙
海老名ネットは神奈川13区で太秀志(ふとりひでし)氏を推薦しました。市民の意見を聞き、憲法を守る政治姿勢に共鳴し、政権交代を託しました。8月に太氏を推薦して政治契約を交わし公選ハガキや最終日の海老名駅での街頭応援を行いました。対立候補の前職甘利明氏を僅差で破り、初当選しました。金銭疑惑のある現幹事長を破ったのは、野党共闘の統一候補であることが奏功しました。政権交代できる野党への働きを期待します。
投票率55.93%
戦後3番目の低さ。「投票しても政治は変わらない。」と思う国民が多いのでしょうか?政治と生活との距離が離れています。生活に一番近い政治、市政を市民と共に動かしていく、そんな活動が今一番必要なのだと思い、改めて神奈川ネットワーク運動の原点「生活は政治だ それって政治だよ!」を確信しました。これからも原点に基づいた活動を推進していきます。
シチズンシップ教育を
若者(18歳・19歳)の投票率は43.01%、前回より2.52ポイントアップしたとは言え、低い状況に変わりはありません。他人を尊重しながら市民として社会に参加し、その役割を果たせるように教育するシチズンシップ教育が必要です。
国政選挙の投票率が8割を超えるデンマークでは、子供のころから自分の意思を伝え、議論する大切さを教えていると新聞で取り上げていました。政治教育では、民主主義の価値や異なる政治的な立場についても学ばせ議論させます。議会選挙では、模擬選挙が催され、実存する政党や候補者に投票するということです。翻って、日本では、教育における政治の中立性を盾に、具体的な政治について学ぶ機会が少ない状況です。投票することは、国民の権利であり、義務です。そのことをしっかりと身に着けるための教育が重要です。
立憲主義政治を
安保関連法案での集団的自衛権の容認、日本学術会議会員の任命拒否、国会開会要求の無視等、憲法に基づかない政治が9年あまり続きました。その間に日本の国際的位置も下がり、ジェンダーは126位という有様です。
太平洋戦争の反省のもとにできた日本国憲法「基本的人権の尊重、平和主義、国民主権」に基づいた政治がおこなわれているでしょうか?今回の選挙では、維新を含め改憲勢力が伸び、憲法改正に必要な国会発議の2/3を超えています。来夏の参議院選挙は、これからの日本が民主的な国家であり続けることが出来るかの要になります。野党共闘の必要性はさらに高くなっていきます。13区で当選した太秀志氏の活躍に期待するとともに、私たちの草の根の活動も市政へ、国政へ地域から声を出していきます。