武力による国際紛争解決は許されない

2月24日、突如、ロシアがウクライナへ侵攻を開始しました。NATO北大西洋条約機構の広がりにロシアが恐れをなしたものと思われますが、ウクライナは独立国家です。「主権の尊重」「領土の保全」「武力行使禁止」の国連憲章に違反しています。

日に日に、状況はエスカレートし、多くの尊い人命が奪われています。武力による国際紛争解決は許されません。3月4日ウクライナ(ヨーロッパ)最大のザポリージャ原子力発電所が攻撃されたことは許しがたいことです。原子炉の直撃は免れましたが、炉を冷やす冷却水回路を遮断したら、福島原発事故のように放射能を世界中にまき散らすことになりかねません。また、プーチン大統領が核兵器の使用をちらつかせていることは言語道断です。

日本は戦争で唯一の被爆国です。そして、原発事故での被曝国です。核は平和利用もありえないことが、ウクライナ侵攻で分かりました。今、二酸化炭素を排出しないことから地球温暖化を止めるのに原発の有効性を見いだそうと動きがフランスやEUにさえあります。そして、核共有論が、日本の政治家から噴出しています。

それを止めることが出来るのは私たちの声ではないでしょうか?「戦争反対!」「核使用を止めよう!」これからも、人々がこの地球上で生活していくために、平和憲法を持つ日本の役割は大きいと考えます。